◆季節外れのらくちん川渡り

[8:40、セレナアクロスP]
200頭ほどのヌーの群れと50頭ほどのトムソンガゼルが対岸に近づいてきている。渡りたそうだ。
川の辺には4匹のクロコダイルの姿が見えた。だから躊躇しているのだろうか。

対岸に集結しつつあるヌーと何故かトムソンガゼルの群れ

[9:40]
僕らは朝食の後もう一度川渡りのポイントへ向かうと、ヌーたちが別の川渡りのポイントへ移動を始めているのが見えた。
そちらへ向かうと、ヌーたちは躊躇無くすぐに川の中へ入り始め、川渡りが始まった。観察している車が最初僕らだけだったのも幸いしたのかも知れない。
雨が降っていないのでマラ川の水位が低い。だからヌーたちもそれほど警戒せずにじっくり足元を確かめながら川を渡った。


対岸の草原では、何処からともなく次々とヌーたちが走り寄ってきて川に入っていく。一列だったヌーの行進はしだいに膨れ上がった。水飛沫をあげながら慌てて渡るヌーもいれば、焦らずに悠長に水を飲みながら歩くヌーもいた。

興味深いのは、最初から手前岸にいたヌーやシマウマが川渡りのポイントへやって来たことだ。彼らはみんなが向こう岸へ移動していると思って慌ててやってきたのだろうか?それとも応援に駆けつけただけか??
川渡りは10分間続いた。対岸にいた500頭ほどのヌーたちはクロコダイルに食べられもせず、溺れるものもでず無事に渡り終えることが出来た。
こんな時期にヌーの川渡りが見れるなんて、思ってもみなかった。


●11月のサファリダイアリーへ戻る