マラ・コンサーバンシー マンスリーレポートより、
2003年3月の出来事抜粋

総体

3月上旬、マラ・トライアングルのほぼ南部全域に野火が入った。ギラレ方面のもっとも広大な範囲はレンジャー達によって放火したプランニングファイヤーである。それ以外はタンザニア方面から伸びてきた野火か、エスケープメント沿いに生活するマサイ族の野火が入り込んできたのだろう。
下旬には広範囲に渡って激しい豪雨があった。雨季が始まった兆候だ。

野生動物

12日、メスのクロサイがトライアングルにオスを連れて戻ってきた。2頭は1週間ほど滞在したが20日頃、オスは元いたオルキヨンボ方面へ戻ってしまった。メスは24日以降見かけていない。

小規模なシマウマの移動が行われている。現在、トライアングルには千頭単位の群れが見受けられる。

1匹の大型のクロコダイルが、リトル・ガバナーズ・キャンプのボートに少なくとも4日間に3回ほど突き当たりをした。
この件については今後監視し、必要ならば撃ち殺さなければいけない。

チーターの観察が難しくなった。2頭の子供を持つメス、及び4頭の子供を持つメスもタンザニア国境付近に滞在している。

観光産業

昨年3月のように好調な入園客数を期待したいが、依然入園徴収料の低下が続いている。

30日、リトルガバナーズ・キャンプのマネージャーからの連絡によると、2台のガバナーズキャンプの車がコイヤキ方面で保護区入園券の啓示を求められた。マラコンサーバンシーの入園券を見せると、彼らはナロック州の保護区入園券の購入を要求した。
もし横断する場所の権利問題が生じるのなら、今後コイヤキ方面で明確な立案を出さなければいけない。

警備

今月は9件の逮捕があった。2001年から運営しているコンサーバンシーの活動で、今までのところ合計192個の罠が徴収された。

26日、川沿いの巡回パトロールにより7人の密猟者のうち4人を逮捕した。8つの罠を徴収した。まだ動物は殺していなかった。
逮捕された密猟者は40〜55歳とめずらしく高齢者ばかりだ。1人はタンザニアの牧師であった。他は「コマンダー」と呼ばれるマラ・セレナ方面の川沿いで密猟を行う主犯者たちであった。

27日、「マイク・タンゴ」と呼ぶ連続した丘のあるタンザニア国境付近での夜間パトロール中、2名の密猟者を逮捕した。
逮捕から逃れようとした若い密猟者の1人は撃たれ、ふくらはぎに怪我を負った。警察に連行された後、病院へ行き治療を受ける。

タンザニアでレンジャー50名、車4台による大規模な密猟取り締まりを行った。彼らは1週間で28人の密猟者を逮捕する。
情報の一つによると、捜査中2頭の殺されたゾウが発見され、すでに象牙は密猟された後だったそうだ。

開発

グレイダーによりオラレ地域よりマラ・ブリッジまでの道の側溝補修が終了した。現在雨季に入ったため一時グレイダーによる作業は休止となる。


収益と会計
今月の保護区入園料の合計
レジデント:562,560ks
ノンレジ :56,197US

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