マラ・コンサーバンシー マンスリーレポートより、
2003年4月の出来事抜粋総体
4月の2週目からずっとマサイマラ全域に渡り激しい雨が続いた。地面は完全に水に浸かってしまい、マラ・セレナからオロオロロゲートへ続く道路は部分的にダメージを受ける。4週目に入るとマラ川の水位は今までにないほど上がり、ガバナーズキャンプのボートによる川渡しは中止させた。
10日にロッジマネージャー・ミーティングが開かれた。この席でMs, Dee Raymer により「湿原の構造」についての講義が行われた。非常に興味深い講義であり、是非どのロッジでも湿原の仕組みを考察し、下水処理施設の意味を再検討していただきたい。
マラ・セレナからオロオロロゲートへ続く道、及びマラ川周辺でプランニングファイヤーをする予定であった。しかし雨季が本格的に始まってしまい、我々はファイヤーブレーク(野火が自然消火するように草を刈る)を作ったところで諦めた。
BBC「ビックキャットダイヤリー」の司会者の1人であるサイモン・キング氏より「野生動物の調査及び、アニマル・ハラスメントによる事故防止」をするための車購入金を援助してもらった。このサポートに我々はとても感謝している。
野生動物
3月31日にメスのクロサイがオスを連れてマラトライアングルに戻ってきてくれた。
オロオロロゲート付近に現われる1頭のメスライオンの子供2頭のうち1頭がいなくなった。
このメスライオンは16日、マサイの戦士達により殺されそうになった。幸いメスライオンは逃げ延びたが子供達としばらくの間別れてしまった。
このマサイの戦士達は早朝、エスケープメントの上より降りてくるところをキチュワテンボ・キャンプのドライバーによって通報された。
シニア・ワーデンと代表は、マサイのリーダーたちに会いこの件を連絡し、今後このような事が起こらないよう保証してもらう。リトル・ガバナーズ・キャンプに現われていたクロコダイルは、大雨の際別の場所へ移動していった。
キャンプ内いた1頭の足を怪我したイボイノシシをスタッフが撃ち殺した。セケナニ・ゲートを拠点とするケニア野生生物局の調査チームがチーターの個体数調査のためマラ・トライアングルに数日間在住した。彼らは1頭の母親と2頭の子供達しか見付かられなかったが、相変わらず1頭のオスチーターと別のメス2頭は健在である。
1頭のメスチーターが6頭の子供を産んだ情報があったが、見かけなくなって3週間が過ぎた。旅行産業
公園入園者数は昨年同月と比べると30%も低下した。
しかしイラク戦争が終わったため、今期7月からは期待ができる。我々はマラ・セレナロッジより新しいキャンプサイト開発の提案を待っている。同時期、ツーリズムオフィサーはコミュニティーより了解を得るため4つのカテゴリーのキャンプサイト提案を準備している。
警備
今月は密猟の記録はなかった。しかし合計12人の密猟者を逮捕し、12個の罠を押収した。
また、警告を出したのに関わらず、2つの違法放牧により合計8名のマサイ族を逮捕した。地元(マサイ族)警備団員を育成するため、我々の警備チームと10日間の実地訓練を行った。そのうち6名のうち4名は採用され、5月よりトランシーバーを渡し保護区のため活動することになる。
5日、巡回パトロールを行う。タンザニア国境付近で水中に仕掛けた罠を3つ発見する。レンジャー達はここで待機し、罠を確認しに戻ってきた2人の密猟者を逮捕した。1人はこの15年間の間に4度逮捕されたことある者であった。
収益と会計
今月の保護区入園料の合計
レジデント:278,683ks
ノンレジ :32,183US