マラ・コンサーバンシー マンスリーレポートより、
2003年5月の出来事抜粋

総体

この月の前半は毎日、豪雨に見舞われいたるところ泥濘んだ。
マラ川はもう少しで氾濫するところだった。北部にかかる橋は水位が上がり沈んでしまう。
バッファロー、シマウマ、トピなど何種かの動物が川で溺死しているのを見かける。

11日より3日間、マラセレナに副大統領が訪問した。

17日、6人のスタッフを乗せた車がメインロードでスリップし横転する。けが人が出た。

Headley and Staples Trustsより、延長の基金が得られることになった。非常に感謝している。

コヤックとレメックの私有地が独立した運営活動を開始する連絡を受けた。
マラ・コンサーバンシーとしてはそれを受け入れる体制でいる。

野生動物

8日、ライオンの子供が2頭のノマドのオスライオンに食い殺された。子供を殺されたメスライオンは先月、マサイの戦士に殺されそうになったやつだ。

14日、メスライオンの死体をマラ川付近で発見。すでにハイエナやハゲワシによって食べられていたが、その個体はかなりの老年で自然死と思われる。サンプルを取り今後、獣医に感染病などで病死したのかどうか調べてもらう。

25日、ミリマタトゥエリアで自然死によるゾウを発見した。

26日、ドライバーよりオロオロロゲート付近でバッファローと格闘したライオンが怪我を負ったという報告を受けた。しかしマラコンサーバンシーはその怪我をした個体を発見することができなかった。

旅行産業

英国政府は英国航空がテロリズムに狙われていると声明し、英国と米国はケニアへの渡航自粛をさらに強めた。
声明についての確証はないが、この影響によりケニア旅行産業は大きなダメージを受ける。
ロッジ・キャンプ施設では英国・米国からの旅行者の予約キャンセルが50%にもおよび、日々キャンセルの連絡が続いている。

警備

長引いた雨による泥濘のため、タンザニア側でのパトロールを行えなかった。
また雨の影響によって、密猟者による被害も少なかった。

17日、キチュワテンボ付近で戦士がエランドを仕留めようとしているとの連絡を受けパトロールチームを急行させた。
幸いエランドはまだ怪我をしておらず、そのマサイの戦士を警告した。

18日、マラ橋付近で密猟者のサインを発見し追跡。4人を逮捕した。
そのうちの一人は3年前に密猟で逮捕されたことがあり、2年間タンザニアの刑務所に入っていた者だった。

開発

セレナ〜オロオロロ間の道路の補修工事を始めた。グレーダーの一部分が壊れてしまい修理に出すが、3000USドルの費用がかかることが判明した。

オロオロロの風車を補修し、ちゃんと動くようになった。

他にも補修・開発することがあるが、今後旅行産業が回復し景気が回復するまで持ち越しすることになる。

収益と会計

政府の命令により保護区入園料が値上げすることになった。
レジデント=400より500KSH、
ノンレジデント=27より30USドル、

今月の保護区入園料の合計
国内在住利用者:536482ksおよそ1000人
国外     : 50130USおよそ1600人

●コンサーバンシーバックナンバーへ