FEBRUARY, 2001
夜、静かなレストランで、ツルツルと木の床板を滑るものあり、ミミズにしては水っぽい艶がない。何でも捕まえてみないと気が済まないぼくの(危険な)素手が動いた。
しかと捕まえ、誰も居ない所へ持ち出し、じっくり観察。
頭から尾のまで太さが均一でミミズのようだが、よく見ると青光りする細かい鱗がびっしり。
やっぱりメクラヘビだ。
メクラヘビ
英名、Blind Snake
属、Typhlopidae
普段は地中にトンネルを掘って生活。シロアリや体の軟らかい虫などを食べるらしい。
目は見えない。頭の先に目の名残が点々と鱗の下に見られた。
ちなみにケニア人は、ヘビが大嫌い(日本人も?)。
ぼくが両手を合わせてコソコソ歩いてると、スタッフの女の子に「なに隠してるの?」
と、声をかけられ、「ヘビだよ」と言ってゆっくり両手を開いてあげた。
冗談だと思いながらぼくの手の中を覗いた女の子は、そのまま表情が固まり、あやうく手に持っていたお皿を滑り落とすところだった。
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