5月、南の空の巨人
ケンタウルス座
Centaurus
マサイマラ夜10時、小さな南十字星座を一跨ぎして、南天の空を占領するように浮かぶ巨人在り。
彼の名前はケンタウルス。半人半馬の怪人だ。日本からは上半身しか見えない。その大きさとフォルム(チョット想像力を駆使して)に惚れ惚れしてしまうが、天体としても興味深い。
一番左の前蹄に当たる一等星は、アルファ星と呼ばれ、ぼくらの住む太陽系からいちばん近い恒星だ。つまり二番目に近い太陽になる。その距離は4.3後年。光の速さで4年半の道のりだ。もし地球から、太陽系外生命体を探しに行くとしたら真っ先にここへ行くと言われる。それとも、彼らから地球にやって来るほうが先かも知れない。
上半身の腰の付け根あたり、肉眼でぼやっと光る星が在る(水色で記入)。
オメガ星団と言い、2万個以上の星が固まりあっている場所だ。
球状星団としては、ぼくらが肉眼で見ることの出来る最大のものになる。ケンタウルス座は大きい。秋ごろまでその姿を現してくれるので、南半球に来たら絶対に観るべき。