2002年の獅子座流星群
翌朝は獅子座流星群の日だということを知った。
例年ならゲスト達を集めてみんなで早起きして明け方まで夜空を眺めるのだが、今年は雨の日が続き晴れる朝がないので、一人で早起きすることにする。
朝5時に部屋を出て空を見上げると、クリアな夜空が広がっていた。
獅子座は空の真上からやや北寄りにあった。獅子の鼻先には木星が光っていた。
それを中心にして、さっそく流れ星が流れている。
ボクは急いで駐車場まで行き、そこで寝そべって眺めた。
今はほぼ満月で西の空に浮かんでいる。月明かりが邪魔だなと思っていたら、上手い具合に月だけ雲に隠れてくれた。
おかげで細かい流れ星まで見えた。ほんの一瞬に消えてしまう。ネコの爪で引っ掻いたような流れ星もあった。
獅子のからだから離れたところほど、流れ星のホウキが長く、夜空に余韻を残していく。
ボクは目を見開いて、残さず見ようと流れ星を数えた。
3年前の獅子座流星群を思いだした。あのときは当たり年で、数えられないほどの流れ星が降った。まるで線香花火のようだった。
今年はそこまでいかないようだ。30分でちょうど50個数えたところで満足し、寒くなったので引き上げた。
大きな満足感を得たが、考えてみれば一日はこれからようやく始まろうとしていた。