アフリカニシキヘビ

英名:AFRICAN ROCK PYTHON 
学名:Python sebae

通称マンククラッシュ・モンスターとも呼ばれ、最大で7mにも達するというニシキヘビの仲間は肉を引き裂く6つの長い牙を持ち、人も十分注意しなければいけない。

肛門の脇に今でも退化した脚の名残を持ち、メスは卵を抱卵したり掴むことができるそうだ。


しばらく車で進んでいると、
「とまれ!でかいヘビがいるぞ!」
とレンジャーが言った。
車をバックして、草陰を覗き込む。
そこには死んだウサギの姿があった。しばらくすると大蛇の顔が草陰から現われた。パイソン(ニシキヘビ)だった。
パイソンの中ではまだ小型だろう。体長は2mくらいだ。
パイソンはウサギのところまで戻り、しばらくウサギに巻き付いていた。そうやって獲物の骨を砕き、飲み込みやすくするようだ。
ジェームスが窓を閉めている。どうしたのか聞くと、こいつの毒にやられたら死んでしまうので恐い、という。パイソンは毒がない、ただ噛み付いたら離なさない力がある。気を付ければ人間にとってそう脅威ではないはずだけど、ケニア人はヘビはみんな毒を持っていると信じているらしい。
その後、ウサギの鼻先にぱくっと噛み付いた。飲み込むわけではないらしく、身体をうねうねさせながらそのまま後退し、薮の中飲みえないところへ引き込んでしまった。パイソンにとって安全な場所でゆっくり飲み込むのだろう。
かなり知能的な爬虫類だ。

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