ホームページの作成者、ナチュラリスト見習い加藤が、質問に頑張って答えます!

 今回の質問は、徳島県美馬郡の脇町中学校の生徒さんから送っていただきました。
沢山の質問有り難うございます。

質問1、加藤さんについて

Q1・Do you like 動物?(藤川直人くん)
○Yes. 特に人間が大好きです。個性が強いから。

Q2・好きな動物は何ですか?(藤澤朋也くん)
○何でも好きですが、特にというとハイエナです。あの狡猾さやものぐささが人間にとても似ていると思うのです。

Q3・どうして,そんなに動物に興味をもつようになったのですか?(小笠真由子さん)
○小さい頃から家で動物を飼育したりするのが好きでした。それよりも好きなのは海や山で遊ぶことで、そこで出会える野生動物(昆虫も含め)に心をときめかせていたのが始まりです。小学校時代にボーイスカウトだったこともあり、今でのその延長戦で生きています。

Q4・どうしてナチュラリストになったのですか?(井上佳枝さん)
○CWニコルさんに憧れ、自然のことを熟知したい。自然の中で時の流れを感じてみたい。と思ったのがきっかけです。

Q5・ナチュラリストであることを誇りに思いますか?(渡部大介くん)
○誇りはないです。自然を楽しむことさえ出来れば誰でもナチュラリストになれるので、ちっとも偉くはありません。ボクはナチュラリストを目指す過程でどんな場所でも楽しめる方法を見つけてしまったので、ナチュラリストになってよかったなと思います。

Q6・マサイにいて一番楽しいことは?(吉村新悟くん)
○マサイマラにいて一番の楽しみは、もちろんサファリです。
毎日サファリをしていると、自然の変化や野生動物の営みが見えてきます。

Q7・スワヒリ語を覚えるのに,どれぐらいかかりましたか?(藤田花寿美さん,佐藤奬悟くん)
○スワヒリ語は簡単な言葉です。生活に困らない程度なら3カ月も住めば憶えますよ。

Q8・ケニヤで生きていくのは大変ではないですか?(岡和馬くん) 
>    (日本とのギャップ,私生活など)
○今現在の生活は、かなり充実しています。
日本にいると急いでやらなければいけない無駄なことが多い気がしませんか?
ここにいると、自分が本当に何をしたら良いのかちゃんとわかるのです。
たとえば本を読みたいとき、ものすごく集中できます。
もし大変だなと思うことがあるとしたら、それは日本に戻って都会では生活できないと想像するときです。

Q9・今までに動物に襲われたことがありますか?(藤澤隆雄くん,佐藤奬悟くん)
○歩いていてゾウに2度ほど追いかけられたことがあります。
野外トイレしていてすぐそばにライオンがいたことも。
歩いているとコブラにも会えます。
けど、自分が野生動物に対して間違ったことをしなければ襲われることはないと信じています。道路から飛びだせば車にひかれるのと同じことです。

Q10・加藤さんはサファリの動物とはコミニケーションをとるのですか?(上田将士くん)
○会話が出来るか?ということでしたら出来ません。
目が合うこともコミュニケーションですから、それなら時々あります。
でも、ライオンと目を合わせるということは、ケンカを売っていることを意味しますので、なるべく目は合わせないようにします。それがストレスを与えない観察者の観察方法です。



質問2、動物について

Q1・ライオンの雄は時々は,かりをしますか?(藤林縁さん)
○チャンスがあればします。群れを持たない(メスがいない)オスもいますので、彼らは自分でハンティングをしなければいけません。タテガミが目立つので狩りは下手です。

Q2・ハイエナはどうして骨まで食べるのですか?(藤林縁さん)
○彼らは非常に頑丈なアゴを持ち、なんでも噛み砕いてしまいます。特に骨の中には栄養価値の高い骨髄が含まれており、これが食べられるのはハイエナだけです。
また消化吸収に優れた消化器官を持ち、糞からカルシウムのみが出てくるので白いです。

Q3・キリンの身長は何メートルありますか?(佐藤峻くん)
○オトナで肩高は3,6m、頭のてっぺんまで5,5mもあります。

Q4・ケニヤには何種類くらいの動物がいますか?(片山有紀さん,岡田春奈さん,佐藤理
恵さん)
○そうとういっぱいいます。
マサイマラで言うとネズミ、モグラ、コウモリの仲間を覗いて陸上哺乳類は48種類ほど確認されています。
鳥類は450種類もいます。
まさに野生の王国です。

Q5・ケニヤにはとらはいますか?(上田絵梨奈さん)
○トラはいません。トラはアジアです。ヒョウはいますけど。

Q6・ケニヤにはゾウは何頭いますか?(大野達人くん)
○今手元に適当な資料が見つからず、ケニアのゾウの個体数は分かりません。今度研究者の方に会えたら聞いてみます。
アフリカ全土には100万頭いるそうです。

Q7・ゾウの群はふつう何頭いますか?(土井一輝くん)
○ゾウの群れはメスとその血縁関係と子供たちで形成します。オス達はオス同士の群れか、もしくは単独行動です。
マサイマラでは5〜20頭くらいの群れが多く、ときどき一緒になると100頭以上の群れになり圧巻です。

Q8・チーターやひょうの肉食動物の習性を教えて下さい。(須藤友紀英さん)
○簡単に言うと、チーターは昼行性で自慢の俊足を生かして獲物を狩ります。ヒョウは夜行性で森の中に住み、岩陰などを利用して狩りをします。どちらも単独行動です。

Q9・動物にはなぜ小さいのから大きいのまでいるんですか?(宮本梓さん)
○サバンナの哺乳類が大きい理由は、太古の森が草原に移行したことにより、動物達の食べ物が変化したせいです。進化の過程で、草食動物は栄養価の低い草を効率良く消化するために腸が大きくなり大型化していったと言われています。草食動物が大型化するに連れ、肉食動物も大型していったようです。
一方、小さな動物は小さな食物がある場所で充分適応して生きているので大型化しませんでした。

Q10・ナクル湖のフラミンゴはずっとそこにいるのですか?何をしているのですか?
○ナクル湖の水は弱酸性で特殊なプランクトンが生息しています。それがフラミンゴ達の食物です。ちなみにフラミンゴの色がピンク色なのはその食物のせいです。
ナクル湖には巣営地があり定住していますが、季節により湖の水質が変化する場所ではフラミンゴは移動します。


質問3:マサイ族について
  
Q1・平均寿命はどれくらいですか?(佐藤峻くん)
○よく聞かれる質問です。しかしマサイ族は家畜と一緒に生活することもあり衛生的に清潔とは言えず、子供の死亡率が高い(特に赤子)と聞きます。よって平均を出すのは難しいのです。
でも成人になってしまえば非常に健康的な人々であり、おじいさんでは80歳以上生きる人も少なくありません。

Q2・平均身長はどのくらいですか?(北崎龍司くん)
○マサイ族の家系は、400年ほど前にギリシア・地中海方面からやってきたとされ、アフリカに最初から住んでいた人々と体型が異なります。目鼻立ちもハッキリとし、クレオパトラと同系だと言われています。
平均はわかりませんが、限られた食事の割にはスラリと背の高い人が多く、180cm以上もざらにいます。

Q3・マサイ族と日本人が共通することは何ですか?(吉村新悟くん)
○一昔前の日本と共通するのですが、マサイ族は家族の家系を非常に大事にしています。ですから日本と異なる一夫多妻制の結婚制度にありながら、第一婦人は両親が良い血筋を選んで結婚させる許嫁制度を利用しています。ちなみに第二婦人以降は恋愛結婚が出来ます。
あとは・・・、若い人達はどんどん西洋文化に憧れ都会に出ていく傾向があり、かたや少数ですが、今でもマサイ族としての伝統を大切に受け継ごうとしている若者もいます。これも日本と共通するのでは?


Q4・走るのは速いですか?風邪はひきませんか?(仙田芳之くん)
○ライオンに襲われた時に逃げるためとかではなくとも、純粋に走るのは早いと思います。彼らは車などいっさい必要とせず、いつでも自分の足だけでどこまでも移動する習慣がありますから。
マサイ族も病気になります。その時は野生の植物より作った伝統的な薬でおおかたの病気は治します。


Q5・視力はどれくらいですか?(土井一輝くん)
○正確に計ってもらったことはないのですが、ロッジで働くマサイ族のあるドライバーさんは、2km先のシマウマの縞模様がハッキリ見えるそうなので、そうとう視力は良いと思います。ちなみに夜目も日本人よりはるかに利きます。


Q6・どうして遊牧民(マサイ族)は,かりをしないのですか?(北岡壮太郎くん)
○マサイ族は伝統的に一神教で、神様はマサイ族をお作りになったときに彼らに牛を授けたと言われています。よって、家畜以外の動物は自分の所有物と考えません。
お肉が食べたくなったら家畜を食べればいいのです。万が一、野生動物の肉を食べた者は、「家畜も飼えないほど貧しい者」とされ、軽蔑されてしまいます。
そのような価値観を持っているから彼らは野生の王国で一緒に共存できるのでしょう。

Q7・マサイ族の風習はありますか?(猪口愛華さん)
○マサイ族の一生は年齢による段階制になっています。男の子達はある程度成長すると抜歯や割礼などの通過儀礼を受けて戦士になります。戦士になると家族と離れ、戦士同士で生活し、家畜を守る仕事を授けられます。数年に一回ライオン狩りを行いライオンを殺すと一人前の大人と認められます。そして長老組に属し、嫁をもらいます。


Q8・マサイの戦士は最高でどれくらいジャンプできますか?(都築卓哉くん,佐藤和裕くん,川又亮介くん)
○マサイ族は健康の印としてジャンプ力を競います。
これも計ったことがないのでハッキリしたことは言えませんが、戦士達はグループで唄を歌いながら飛びあう内にだんだんノリが良くなってきます。ハイになってくると、文字通りハイジャンプになっていきます。よゆうで1mは垂直跳びをしています。

質問4:ケニヤについて

Q1・ケニヤの人はおもしろいですか?(藤田花寿美さん)
○ケニアには42部族あり、それぞれ違う習慣と言葉を使います。それにみんな個性があるのだし、一概にこうだと表現できません。そういう意味では面白いかな。
ボクの印象で言うと面白いというか、陽気かな。辛気臭い顔をしていても誰も助けてくれませんからね。
それに人の心を良く理解します。そしてシャイです。

Q2・住んでみて,ケニヤはどういう国だと思いますか。(小笠真由子さん)
○ケニア人それぞれ違う部族に属していることもあり、ボクには国民性というものが見えてきません。
住んでみて思ったことは、都会に住む人はお金にうるさく物騒で、田舎へ行くと人々の様子は明るく親切です。これは日本も同じかな。
気候は赤道直下にありながら、内陸は標高が高いため朝晩は涼しいです。日中の日差しは強いですが乾燥しているため、日陰に入ればヒンヤリしています。人が生活するには快適なところです。


Q3・ケニヤの人の主食は何ですか?(仙田芳之くん)
○各部族で主食は異なるようですが、アフリカ全土に掛けて食されているのは、ケニアではウガリという名前のものです。白いトウモロコシの粉をお湯で練って蒸かしたものです。外見はマッシュドポテトみたいで、味はほとんどありません。指で摘んで、手の平で良く揉んで食べます。お腹にたまります。

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